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Column 17 : 演出家の僕から見た仲間たちA脚本家、俳優
        

 

僕は基本的に、脚本は監督、演出家が書くものだと思っています。

 

「脚本が書けない監督は一流とは言えない」

 

1982年に公開され大ヒットした、つかこうへいさん脚本の映画「蒲田行進曲」について、こんなエピソードを聞きました。

あの作品は、つかさんが自らの戯曲を映画向けに脚色したものなんですが、監督からかなりの修正が入ったそうです。

 

監督は、深作欣二さんでした。

基本的に監督は、脚本や俳優に対してかなりのダメ出しをするんですね。

そして、この時も深作さんからつかさんに、かなりのダメ出しがあったようです。

 

演劇界と映像界の巨匠同士がタッグを組んだわけですからね、お互いがリスペクトし合った上での書き換えだったと思いますが、あの日本映画の金字塔もそうやって完成したのです。

 

僕も脚本は基本的に自分で書きますが、時間が無い時は脚本家に頼むこともあります。

でも、その時は作品のテーマや、どういうセリフを立たせたいのかを伝えます。

これも、カメラマンと一緒ですね。“あうんの呼吸”が大事。

 

「僕の脳内イメージを受け取れるかどうか」

 

これも脚本家としての大切な才能のひとつなんです。

もちろん、能力も必要ですけどね。

 

余談ですが、TVドラマは脚本家が一番偉いんですよ。

クレジットタイトルなんかも一番最初に出てくるのが脚本家。

“山田太一脚本”とかね。

でも、TVドラマの監督というのは局の人が担当していることが多いので、そこまでフィーチャーされない。

 

日本のTVドラマは、監督と脚本家が打ち合わせできないようになっています。

完全に分業制で、これはプロデューサーと脚本家が直接やり取りするハリウッド方式をとっているんですね。

ある年代からそうなったんです。

なぜかと言うと、TVドラマって1話ごとに監督が変わったりするでしょう?

そうなると、全話を把握しているのはプロデューサーになる。

ハリウッド映画だと、ハッピーエンドにするかバッドエンドにするか、ラストカットの権利もプロデューサーにあるんですよ。

“ディレクターズカット”が存在するのも、こういう理由からなんです。“監督が本当に撮りたかったカット”ってことですね。

 

僕が大切にしているスタッフとの“あうんの呼吸”だけど…俳優の場合は、ちょっと違うかもしれません。

 

僕の指示通りに演じてもらうのはもちろんなんだけど、その人が持っている特質というか魅力を、そのまんまこの作品に出したい! と思って、指名することもありますから。

この俳優さんとは、どういうコミュニケーションを取ればいいのか? どんな風に演じてもらえば、この人が一番光り輝けるのか? という目線で見たりするので…。

 

「オーラを纏っているか」

 

演出家から見たすごい俳優って、やっぱりオーラがすべてです。

俳優っていうのは本来そうあるべきだし、それは正直生まれ持ったものが相当強いと思う。

それは、演出家と同じですね。

 

私たちは、どこまでも「目に見える効果」にこだわっていきます。

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