動画制作・映像制作のアーツテック動画・映像制作実績選ばれる理由お見積もり例成功事例レンタルスタジオお問い合わせ

 ホーム > コラム >> Column 40

 

Column 40:CMディレクターデビュー秘話
       

 

芝居の世界に入ってしばらく経った頃、先生のお付きをやりながら自分でも創作を始めました。

最初は、「テレビ番組の構成を書いてくれって言われてるんだけど、おまえ書いてみろ」って言われて、「はい」って言って、それを書いたら、今度はプロデューサーに呼ばれて、「この企画、面白いじゃねえか」と言われまして。

 

そうこうしている内にいろんな人から声を掛けてもらえるようになるわけですよ。

この世界は狭いんで、"あいつ能力あるな"ってなると、ツテが回っていくんです。

 

いつの間にか、構成作家として忙しくなってきました。その他にも、広告のコピーや雑誌のコラムを書いてました。ゴーストライターとして、タレントの本や作詞(これもゴースト)など、何でもやってた感じです。

 

そうこうしてる内に、ディレクターとしても起用してもらえるようになっていました。番組もやりましたけど、ミュージッククリップが多かったですね。

 

当時の深夜番組で、非常に感覚的な番組がありまして、そのディレクターをしていたのですが、それを観た大手の広告代理店から声がかかりました。「コマーシャルの演出をしてほしい」って。

これがCMの世界に入ったきっかけです。

 

自分の中で転機になったのは、25歳の時にやった大手通信事業会社のテレビコマーシャルですね。

CMって億単位のお金が動きますから、CMの監督というのはキャリア20年とかないと、クライアントも代理店も納得しないっていう風潮があったんです。(ま、今でもありますが…)

 

そのような理由で、名のある監督がやるのが普通なんですけど、なぜか25歳の若者が大抜擢されたんですよ。

 

撮影現場には、クライアントや代理店の人が20人ぐらいいるわけですよ。スーツ着てる人たちがね。

その仕事が成功して、業界紙とかに"新進気鋭の演出家"って書かれて。しびれましたね。

 

当時のCMの流れをガラッと変えた、斬新な演出をしたんですけど、それがいくつもの業界紙に特集されました。

有名な人を出さないで印象づけるっていうやり方を取ったんですね。

 

今までは、大手企業とか銀行っていうのは、必ずタレントを出して何っていう。

僕はね、"そういうやり方はもう古い"と思ってたんですよ。もうそういう時代じゃないと思ってました。

 

新しい映像表現を使って勝負しようと。

 

映画でいうと、例えば、マトリックスみたいな作品が映像表現を大きくチェンジさせたんですけど、そのCMもそういう効果があったんだと思います。

僕のやり方を真似たCMも、多数見受けられました。

 

画像効果で人を引きつけるっていうのは、たぶんその時に、僕がやり始めたのだと思っています。

というのは、その当時のCM監督って、40代、50代っていうのが当たり前でしたから。

僕からしたら、ちょっと感覚が古いなと思ってたんですよ。

 

でも、経験値とか、タレントさんをうまく演出するのは、ベテランの監督に勝てるわけがないんで、僕はそこで勝負しようと思わなかったんですよ。

 

だから僕は、25歳で何が勝負できるかっていったら、新しいデジタルの手法だと考えたわけです。

今から20年以上前ですけど、僕のやり方は斬新だったんだと思うんですよ。テロップの出し方とか。

 

その当時は、今から考えると笑っちゃうぐらい、マシーンの精度は低かったんですけど。

その中で、最大限、知恵を使って、アナログとデジタルを融合させたような表現をしたんですね

 

ページの先頭へ

目次へ

前のコラムへ

次のコラムへ

お見積もり・企画案は無料!お気軽にご相談ください。

電話番号 お問い合わせ